
「Udemyは怪しいって聞いたけど実際はどうなの?」

「騙されてお金を無駄にしたくない。」
上記の疑問にお答えします。
Udemyを怪しい情報商材と混同されている方がいるかもしれませんが、心配いりません。
私はこれまで数十個のUdemy講座を受けてきましたが、Udemyは信用できる学習プラットフォームです。
今回、Udemyを怪しいと感じている方に向けて、具体的に次のことを解説します。
- Udemyが怪しいといわれる原因
- Udemyを使って学ぶ前に知っておきたい3つのこと
- そもそもUdemyとは?
- Udemyのメリット&デメリット
「偉そうに語るおまえは誰やねん。」と思われるので、私のことも少し紹介させてください。
この記事を書いている私は、プログラミング歴は約6年で、一応IT業界に身を置いています。
本職での開発経験はありませんが、今でもPythonやWeb系のプログラミングを勉強しつつ、プログラミングスキルを活かして仕事の効率化を図ったり、ゲームをつくったりしています。
私は主にプログラミングスキル(Pythonなど)とビジネススキル(営業やプレゼンなど)にUdemyを活用しています。
特にプログラミングスキル習得で、現在も絶賛活用中です。
正しい情報を知れば不安は払拭できるので、Udemyをとおして新しい学びにチャレンジしてみてください。
1.Udemyが怪しいといわれる原因
なぜ、Udemyが怪しいといわれるのか。
SNSやブログ、Udemyのレビューからネガティブな意見などをまとめ、Udemyが怪しいといわれる原因を考えてみました。
考えられる原因は3点あります。
- 【原因①】セール時の割引率が大きくて怪しい。価格設定に疑問
- 【原因②】日本語のコース、日本語訳に対応したコースが少ない
- 【原因③】アプリの使い勝手が悪い
順番に見ていきましょう。
【原因①】セール時の割引率が大きくて怪しい。価格設定に疑問
Udemyは定期的にセールを実施していますが、最大で90%近く割引されている講座もあります。
私も「セールありきの価格設定じゃないの?」と思ったこともあり、Udemyに対して不信感を抱かせている一番の原因ではないかと、個人的には考えています。
ただ、この点について冷静に考えると、私たちに不利益はないんですよね。
購入する側からすれば、1円でも安く購入できるのは助かりますから。
「でも、それでは講師が損するのでは?」と思われるかもしれません。
これについては、Udemyのプロモーション(セール)に参加するかどうかは、講師側で決めることができる仕組みになっているので、値下げを無理強いされているわけではないようです。
価格競争がまったくないわけではないですが、それでも価格の決定権は講師側にあります。
講師側がプロモーションに参加するメリットは、Udemyが集客を行ってくれるので、講師側に新たなコストは発生しない点です。
言い換えれば、Udemyに集客をおまかせすれば、コンテンツ作成に投じた機材や時間以外に新たなコストをかけることなく、売り上げをつくることができるわけです。
セール自体も、Udemyは独自のアルゴリズムを使って戦略的に行っているので、ユーザー、講師、Udemyの3者が利益を享受できるようになっています。(Udemyが一番儲かる仕組みなのは当たり前ですが。)
なので、私たちからすれば、セールに対して過度な不信感を抱くよりも、セールを狙って講座を購入することが賢い選択だと思います。
【原因②】日本語のコース、日本語訳に対応したコースが少ない
次によく目にするのは、「日本語のコース、日本語訳に対応したコースが少ない」というものです。
これは、Udemyがアメリカ発のサービスであることが影響しています。
講座全体でみれば、英語で行われている講座がほとんどです。
「英語×日本語字幕対応」も、ほとんどお目にかかれません。
ここまで聞くと、「自分に合った、日本語で講義している講座は見つからないのでは?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
例えば開発カテゴリーに日本語の講座がどれだけあるかというと、749個もの講座がありました。(2022年9月現在)
全体に占める割合で考えれば、少ないのは事実ですが、それでも749個もあれば十分だと思いませんか?
私だったら、逆にどれを選べばいいか迷ってしまうくらいです。
また、次のようなカテゴリーでも、日本語による講座数は数百から千近くあります。
これだけあれば、自分が必要とする講座は見つからないのではと、悩む必要はありません。
きっと気に入った講座が見つかるはずです。
【原因③】アプリの使い勝手が悪い
Udemyには、スマートフォンのアプリを使ってコースを受講できます。
「アプリの使い勝手が悪い」はこのアプリの利用者の声ですね。
具体的には、「ユーザーインターフェースが独特」や「視聴が中断する」といった不満が多いようです。
私も通勤など移動時間でアプリをちょくちょく利用しています。
画面サイズを切り替えると、頭から再生する仕様(?)は何とかならないのかなと思いますが、こういった一つ一つの批評がマイナスイメージをつくっているのかもしれません。
アプリの不満や不具合に関しては、Udemyは放置しているわけではなく、コメントを返しつつ対応しているようなので、今後の改善が見込めます。
以上、考えられる原因を3つ挙げてみましたが、サービスに対する不満や不安はあるものの、Udemyがあくどい商売をしているわけではないことは感じていただけたのではないでしょうか。
2.Udemyを使って学ぶ前に知っておきたい3つのこと
Udemyが怪しいといわれる原因について考えてきましたが、Udemyを怪しいと感じたら、まず知っておいてほしいことが3つあります。
この3つが分かれば、Udemyに対して穿った見方をしなくて済むこと間違いなしです。
- 学習期間に制限がない
- 購入後30日間の返金保証がある
- 講座情報が詳細に開示されている
それぞれ解説します。
・学習期間に制限がない
Udemyはコースの「学習期限なし」を掲げています。
参考:学習期限なし
Udemyのアカウントが有効で、講師がコースを削除しない限り、購入したコースは、いつどこでも、何回でも受講することが可能です。
ごく稀に講師がコースを削除することはあるようですが、Udemyの連絡窓口で対応してくれます。
私も数年、Udemyを利用していますが、これまで自分が購入したコースが削除されるといったことは、今のところ起きていません。
半永久的にコース受講できるので、安心です。
・購入後30日間の返金保証がある
講座内容に納得いかなかった場合、Udemyは30日以内であれば返金に応じてくれます。
仮に受講して失敗したと思ったら、30日以内に返金申請を行えば、購入金額の全額が返金されるのです。
返金申請前に、「コースの大部分を視聴している、またはダウンロードしている場合は返金に応じない。」などの条件はありますが、Udemyは受講生の利益を保護するためにこの制度を設けています。
Udemy側も、受講生や講師とのトラブルは避けたいのでしょう。
・講座情報が詳細に開示されている
受講生が高い満足度を得られるように、Udemyは講座情報を詳細に開示しています。
以下はUdemyが開示している講座情報の一部です。
これだけ詳細に掲載されているので、講座の良し悪しを判断できます。
例えば、「学習内容」、「要件」、「解説」からは、講座のレベルを想像することができるので、自分のレベルにあった講座か判断することができます。
また、文章からだけでは講義の雰囲気や講師の熟練度はつかみにくいですが、「コースのプレビュー」を視聴すれば、講義の雰囲気や講師の熟練度が分かります。
以上の3つから、Udemyが無理に講座を買わせようとか、悪意を持って利用者に近づいていいるわけでないことが分かります。
Udemyを過度に怪しむ必要はありません。
3.そもそもUdemyとは
ここまで見ていただいた方の多くは、Udemyに対する不信感がだいぶ薄れたのではないでしょうか。
あなたが何か新しいことに興味を持ち、チャレンジしようとしているなら、まずUdemyについて正しい情報を手に入れましょう。
ここでは、「Udemyとは何か」について、少し解説したいと思います。
Udemy(ユーデミー)とは、2011年にスタートしたアメリカ発のオンライン学習プラットフォームです。
2020年には、進研ゼミで知られるベネッセコーポレーションと資本提携をしています。
Udemyでは、今トレンドのAIやデータサイエンスだけでなく、ビジネススキルの定番であるエクセルやマーケティングなど、様々な分野の講座が取り揃えてあります。
2021年3月現在の利用者実績は、
講師数:約7000人
講座数:約15.5万
と、世界中の多くの人に利用されています。
Udemyには、
- 動画講義の買い切り型サービス
- 費用は数千円から数万円程度
- 移動時間や隙間時間でも勉強できる
- 困ったときは質問できる
といった特徴があります。
その特徴から、
- 本などテキストベースの学習で挫折した人
- まとまった学習時間が取りにくく、移動時間や隙間時間が多い人
- 費用を抑えて学習したい人
上記のような人に向いている学習サービスです。
詳細については、『【自分をスキルアップする】Udemyとは?講座の選び方&使い方を解説』で解説しています。
実際にUdemyを利用してみようか悩まれている方は、こちらの記事を参考にしてください。
4.Udemyのメリット&デメリット
Udemyで学ぶメリットとデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
それぞれ、私の受講経験から分かったことは次の点です。
メリット
- 質問できる
- 学習計画をサポートしてくれる機能がある
- 移動時間や隙間時間で勉強できる
- 本やWebサイトによる学習より分かりやすい
デメリット
- 超初心者向けの講座が少ない
- 質問や情報更新に対応していない講座もある
- 修了証明書は特に価値はない
本やWebサイトで独学するよりも、質問など講師とコミュニケーションが取れる分、挫折するリスクを抑えつつ、学習を継続することができます。
コツコツと学習を積み上げる仕組みもあるので、まず自分の力で学びをスタートするには良いサービスだと思います。
もちろんデメリットもありますが、新しいことを学ぶという点では、マイナスになることはありませんでした。
このあたりのメリット&デメリットについては、口コミなどをもとに『Udemyの口コミ&評判はどうなの?【後悔したくないあなたに受講者が解説】』で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
5.まとめ
以上、Udemyが怪しいといわれる原因と、信用できる理由について解説しました。
SNSやブログ、Udemyのレビューのなかには、当然ネガティブな意見はありますが、解説した
- 学習期間に制限がない
- 購入後30日間の返金保証がある
- 講座情報が詳細に開示されている
を見ていただければ、Udemyが私たちを騙すことはないことは、お分かり頂けたと思います。
過度に不安にならず、Udemyの利用を検討してみてください。
Udemyについて、もっと詳しく知りたい方には、次の2つの記事が参考になると思います。
合わせて、ご覧ください。


ご清聴ありがとうございました。