Python3のインストール方法【導入は10分で完了!】

ノートパソコン(薄黄) 開発環境
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「Pythonを使ってみようかと思います。自分のPCに環境を構築したいので、インストールする方法を教えてください。」

こちらのご要望にお答えします。

Pythonをインストールする手順と注意すべき点を説明します。環境構築の流れは次のとおりです。

  • Pythonインストーラーのダウンロード
  • Pythonのインストール
  • インストール後の動作確認

 

この記事を書いている私ですが、プログラミング歴は約5年です。

今でもPythonやWeb系のプログラミングを勉強しつつ、プログラミングスキルを活かして仕事の効率化を図ったり、ゲームをつくったりしています。

何ごとも環境を整えるのは手間がかかりますが、この記事に沿って手を動かしてもらえば、時間をかけずに環境構築することができます。なので、これから説明することを参考にしつつ、実際にやってみてください。

 

 

手順1.Pythonのダウンロード

インストール方法は、Windows10を前提に話を進めていきます。

以下にアクセスし、ご自身のPCにインストーラーをダウンロードしましょう。

Pythonのダウンロードページ(Windows版)

Python Releases for Windows
The official home of the Python Programming Language

 

画面左にバージョン表記がされたリンクがあるのでクリックします。

※2022年5月時点で最新は3.10.4

 

クリックすると画面下部に「Files」が表示されていると思います。

Windows10(64bit)の場合、「Windows installer (64-bit)」をクリックして、ダウンロードします。

 

※最近購入されたPCのほとんどはWindows10(64bit)だと思いますが、念のため次の方法で確認してください。「32ビット」と表記されている場合は、「Windows installer (32-bit)」を選択しましょう。

確認方法
[スタート]‐[設定]‐[システム]‐[詳細情報]‐[デバイスの仕様]‐[システムの種類]

 

手順2.Pythonのインストール

ダウンロード先を確認してください。

インストーラーがあると思いますので、実行しましょう。

 

次のような画面が表示されるので、「Add Python 3.x to PATH」にチェックを入れ、「Install Now」を選択します。

インストールを道なりに進めます。

「Setup was successful」と画面が表示されれば、インストールは完了です。

 

・【補足】環境変数のPATH設定について

なぜ「Add Python 3.x to PATH」にチェックを入れるかというと、python.exeをフルパスで指定せずに実行できるようにするためです。これを俗に「PATH(パス)を通す」といったりします。あまり気にせずチェックを入れ、インストールを済ませてもらってOKなのですが、気になる方のために説明します。

 

・環境変数とは

ざっくりいうと、環境変数とはOSが管理している変数です。

複数のソフトウェアが共用するためにあります。

Windows10の場合だと、[スタート]‐[設定]‐[システム]‐[システムの詳細設定]‐[環境変数]で確認できます。

 

・PATH(パス)を通すとは

「PATH」は、環境変数のひとつです。

環境変数の「PATH」には、ユーザーごとに個別管理する「ユーザー環境変数」とシステムが管理する「システム環境変数」があり、それぞれ複数のディレクトリパスが管理されています。

環境変数の「PATH」が何のためにあるかというと、実行ファイルのフルパスを打ち込む手間を省くためにあります。

今回の場合は、インストールの過程で指定した場所にpython.exeが置かれていますが、python.exeのフルパスをあらかじめ「PATH」に登録することで、python.exeを記述するだけで実行することができるようになります。このことを「PATH(パス)を通す」といいます。

インストール手順にあった「Add Python 3.x to PATH」は、チェックをいれることで、システム変数の「PATH」にpython.exeのフルパスを自動で登録する。という意味になります。

 

・インストール後の動作確認

インストールが完了したら、正常にインストールできたか確認しましょう。

Windowsキー+Rを押下し、「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを起動します。

 

コマンドプロンプトを起動したら、「py –version」を入力(pyの後ろは半角スペースがあります。)しEnterキーを押下します。

コマンドプロンプト上に、「Python 3.10.4」とバージョンが表示されれば、インストール成功です。

 

 

まとめ

以上、Pythonのインストール手順の説明でした。

途中、環境変数のPATH設定についても簡単に説明しましたが、Pythonだけでなく他のプログラミング言語を扱う場合など、必要な知識ですので一緒に押さえておきましょう。

手順自体は難しくないので、皆さんもこの記事を参考にぜひインストールしてみてください。

 

もし、あなたが次のいずれかに当てはまるなら、『Pythonの独学ロードマップ【独学方法の経験談有り】』が参考になると思います。

  • 「何か作ってみたい!」と、これからPythonの学習を始めようとしている
  • Pythonの学習をはじめてみて、「このやり方であっているのかな?」と不安を感じている

 

Pythonで、Webスクレイピングやデスクトップアプリ作成のために独学した経験をもとに、Pythonの学習ステップをまとめています。

独学は孤独になりがちなので、学習の参考に是非ご覧ください。

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ご清聴ありがとうございました。