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文系や社会人がプログラミングを学ぶメリットって何?

4人の女性プログラミングを始める

「社会人が今更、プログラミングを学ぶのって意味あるの?」

「プログラミング学習が、どう将来の役に立つのか知りたい。」

上記の疑問にお答えします。

結論からいうと、無理する必要はないですが、学んだほうがおトクです。という話です。

ITエンジニアの場合は、プログラミングのスキルや知識が収入に結びつくのは想像しやすいですが、ITエンジニア以外の方にとっても学ぶ価値がないわけではありません。

では、どういう価値があるのか。
メリットという言葉は抽象的なので、学ぶ価値を次の2つに置き換えて考えます。

  • お金になるのか。
  • お金になる以外の価値は何か。

 

この記事を書いている私ですが、プログラミング歴は約5年です。

今でもPythonやWeb系のプログラミングを勉強しつつ、プログラミングスキルを活かして仕事の効率化を図ったり、ゲームをつくったりしています。

本業は、IT関連の仕事についておりまして、運用やサービス側の人間です。

開発の経験はないので、開発については近くから見た視点、業界の話については身を置いている者の視点でお話できればと思います。

価値があるか/ないかは、置かれているポジションによって、それぞれ異なると思います。なので次の2つの指標と前述の2項目を絡めて話を進めます。前半は学ぶ価値について、後半は、置かれているポジションからプログラミング学習を考えます。

指標

  • 情報系の学部や職種に属している/いない
  • 今現在、稼ぎがある/ない

 

進路や就職・転職を考えるときの参考にしてみてください。

 

 

1.プログラミング学習はお金になるか

「お金になるか」とは、つまるところ高収入を得られるか、収入がアップするのか、という問いになると思いますが、結論は次のとおりです。

結論

  • 学生であればチャンスは大きい
  • 社会人の場合は、あなたの置かれている立場による

 

ふつうのことを言ってますが、次の表をご覧ください。

これは転職サイトのdodaが調査した業種別の平均年収です。約45万件の登録者のデータを集計しているので、割と現実味のある数字だと思います。

※参照:doda 「平均年収ランキング(96業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」 

 

「IT/通信」は上から4番目の平均433万円。年収は他の業種に比べて高いことがわかります。

ITに興味があって、稼ぎたいという学生にとっては、狙う価値があると思います。

社会人が収入面を意識してIT業界を目指すというのは、転職が一般的な方法になると思います。この場合は、自分が身を置いている会社や業界の平均年収が「IT/通信」より上か下かが一つの判断基準になると思います。

現実問題として、可能かどうかが気になると思いますが、それについては後述します。

 

2.プログラミング学習はお金以外の価値を生むか

ここではプログラミング学習が、お金以外の価値を生むかという点を考えてみたいと思います。

プログラミング学習の果てに得られるお金以外の価値としては、次のことが考えられると思います。

 

・自分/他者の課題を解決することができる

本来のプログラミングスキルの使い方ですね。

自分や家族、友人の困りごとを解決することで、生活を便利にし、作業効率を改善することができます。まぁ、このあたりをスケールアップしてビジネスにすると収益化できるので、最終的にはお金に絡んできますが。

 

・アイデアを形にすることができる

「ウェルスナビ」というロボアドバイザーによる投資運用サービスがあります。

このサービスは、ウェルスナビ株式会社のCEOである柴山和久氏が、ご自身でプロトタイプをつくっています。プログラミングスクールでプログラミングスキルを習得し、思い描いていたサービスを形にされたそうです。

金融×テクノロジーへの挑戦 | WealthNavi's History
運用資金が1兆円でも1億円でも、使う数式は同じ。テクノロジーの力を使えば、富裕層でなくとも世界水準の資産運用ができるようになるはずだ。

このように起業や事業の構想を机上論だけでなく、目に見える形につくり上げることができれば、議論やプレゼンでの説得力を増すことができますよね。結果的に周囲の理解や賛同も得やすくなるでしょう。自分がやりたいことを前進させる力になります。

 

・没頭して幸福感を得ることができる

一旦、お金のことを置いといて、プログラミングを趣味として考えてみます。

プログラミングという行為は、頭を使います。そういった意味では、読書や書き物、DIYと通ずるものがありますね。頭を使う作業は、それが好きであれば対象に熱中した状態、いわゆるフロー(没頭)状態になります。この状態にあるとき人は、自身の不安感を抑え、幸福感を得やすいといわれています。

「なんかモヤモヤするなぁ。」というときに熱中できるものがあれば、メンタルヘルスを健全な状態に保つことができます。まぁ単純に、「考えてつくること」って楽しいですけどね。

他に似たような趣味を持っている方は不要かもしれませんが、無趣味な人への趣味候補として最適だと思います。

 

3.置かれている立場を四象限マトリクスで考える

ここまでは、プログラミング学習が何の役に立つのかを話してきました。

ただ、向き合い方はそれぞれの立場で変わってくると思うので、以下の指標をつかって立場を四象限マトリクスで表したいと思います。

指標

  • 情報系の学部や職種に属している/いない
  • 今現在、稼ぎがある/ない

説明

  1. 情報系が専門である×稼ぎがない  =情報系の学生
  2. 情報系が専門である×稼ぎがある  =ITエンジニア、IT関連の従事者
  3. 情報系が専門ではない×稼ぎがない =情報系以外の学生
  4. 情報系が専門ではない×稼ぎがある =IT関連以外の従事者

 

4.それぞれの立場に当てはめてみる

四象限マトリクスで立場が明確になったので、プログラミング学習との向き合い方について、それぞれ考えてみたいと思います。

 

A.情報系の学生

いきなりで申し訳ないですが、情報系大学の実情を知らないので、控えめに話します。
情報系を専攻されている学生さんのほとんどは、もともと先端技術などに興味があり、プログラミングにも慣れ親しんだ方々と想像します。おそらくですが、「ITエンジニア、IT関連の従事者」を目指す方がほとんどかと思いますので、そのまま突き進んでください。応援してます。

情報系を専攻したのが本意ではない学生は、大学のカリキュラムでプログラミングを学ぶ機会がある場合がほとんどなので、在学中に適正を見極めればよいでしょう。

 

B.ITエンジニア、IT関連の従事者

「ITに興味があって、この分野で稼ぎたい!」と思っている人たちにとっては、ひと
つの理想形。ゴールです。(実際はそうではないと思いますが。)

なので、ここでは一応IT業界に身をおいている者として、見える範囲で、業界を目指す人に知っておいて欲しい情報を簡単に書いておきます。

・年収はピンキリ

稼げるイメージの強いITエンジニアですが、ほかの業界と同じく年収はピンキリです。どの業界でもそうなんだと思いますが、特にこの業界は格差が激しい印象です。

上は、博士号を持っていて年収ウン千万円みたいな人がいる一方で、年収300万円台のITエンジニアも少なくありません。

国内の場合は、多重下請けなど構造上の問題が影響している面もあり、自社サービスや商品が売り上げの軸になっている企業はいいのですが、それ以外の企業は厳しい立場にあったりします…これ以上は話が逸れるので、興味ある方はご自身で調べてみてください。

 

・職種が多い

一口にITといっても、職種が多いです。

職種によって、業務内容が違うのは当然ですが、身につくスキルについては、よく考えて選択したほうが良いです。

ざっくりいうと、プロダクトに近いか、顧客に近いかで求められる&身につくスキルが違います。

例えば後者であれば、セールスエンジニア。

現役でバリバリにソースコードが書けます。というよりは、システムやサービス導入のために顧客に向けてメリットや製品情報をわかりやすく伝えることが求められます。なので、この場合はつくり上げる技術より、相手と交渉、提案する技術が求められ、身につくようになります。

プロダクトに近い、システムエンジニアやプログラマーは、成果主義の度合いが強く、時代とともに更新される技術について勉強するのが当たり前の環境です。

このような職種は最新情報をいち早くキャッチするスキルや、トライ&エラーができるマインドセットが求められ、身につきます。

 

C.情報系以外の学生

情報系以外の学生の方の場合、「ITエンジニア、IT関連の従事者」になるか「IT関連以外の従事者」になるかがお悩みポイントだと思います。

情報系以外の学生が、「IT関連以外の従事者」になるのは自然な流れですが、そのなかでプログラミングを学べば、周りと差別化できる可能性はあります。

プログラミング教育が必修化されたように、時代とともに、プログラミングスキルは身につけておいて欲しいスキルのひとつとなりつつあります。企業としては、今いる社員にプログラミングスキルを身につけさせるより、簡単でお得なスキルを持っている人材の採用に力を入れるでしょう。

この場合、「プログラミングをしってます。」というよりは、「プログラミングを使って○○を作りました。」のほうがアピールできると思います。

情報系以外の学生が、「ITエンジニア、IT関連の従事者」になる場合は、それなりにハードワークが必要です。職種にもよりますが、ライバルは専門的に学んできた学生です。ポートフォリオを求める企業もあり、プログラミングスキルの習得は時間がかかるので、気になった時点で始めるくらいが丁度良いと思います。

時間はあるけど、お金は無いのが学生だと思うので、とりあえず無料で学習できる「Progate」などで始めてみるのがおすすめです。

 

D.IT関連以外の従事者

この立場の人が「ITエンジニア、IT関連の従事者」を目指すというのは、転職するか、起業するということになるわけですが、普通に考えて学生よりも険しい道になることが予想されます。

少なくとも、以下をやらないといけません。

  • 勉強する時間の確保と継続的な学習
  • 就職先の選定、または起業準備

 

・勉強する時間の確保と継続的な学習

本業が忙しい方は、土日などの休みの日を学習時間にあてることになります。

だいたい基礎レベルの習得には300時間程度が目安なので、月40~60時間確保しても5~7か月以上はかかる計算になります。求められるスキルによっては、それ以上かかることもあるケースもあるので、目指しているところから逆算して、計画しないといけません。

 

・就職先の選定、または起業準備

学習と並行して転職先のことも考えなければなりません。起業となると考えておかないといけないことは、もっと多いでしょう。

転職の場合で話を進めますが、転職サイトをのぞいてみると未経験OKの企業がそれほど多くないことが分かると思います。基本的に門戸は狭く、現在の年収より下がることもあり得るので、提示されている条件やキャリアパスが、自分の希望にどれくらい当てはまるのかじっくり考える必要があります。

勉強しながら、すべて一人でやるのは、なかなか大変です。

今は転職先をあっせんしてくれるプログラミングスクールがあるので、転職の意志が固いなら、検討してみてもいいかもしれません。

転職特化のプログラミングスクール_DMM WEBCAMPエンジニア転職

 

最後に、IT関連以外の従事者の方々が、「ITエンジニア、IT関連の従事者」を目指す以外でプログラミングを学習する意味を考えてみます。

思い出してほしいのが、プログラミング学習のお金以外の以下の価値です。

・アイデアを形にすることができる

ITは今、さまざまな業界や職種との結びつきを強めています。

農業や小売業でも自動化が進んだりしていますよね。ご自身がいる業界でも、業務効率化や顧客との接点を充実させたいなどのニーズがあると思います。

そのときにプログラミングのスキルや知識があれば、アイデアを生み、形にすることができます。

プロトタイプなど自分がつくるのが難しいなら、できる人や企業と組めばいいだけですし、知識があればコミュニケーションがとり易くなります。自分の会社が望むのなら、その人材になるために勉強するのもありです。

ご自身の評価にも反映される可能性があるので、結果的に収入アップにつながるかもしれません。

どうでしょう?無理やり勉強する必要はないですが、「私には関係ないから。」で切って捨ててしまうのは勿体ないと思いませんか。

 

5.まとめ

以上、文系や社会人がプログラミングを学ぶメリットとは何かについてお話しました。

要は、

  • 興味のある人は勉強してみよう
  • キャリアチェンジは簡単じゃないよ
  • とはいえ、社会のIT化は進んでいるので、勉強しないのは勿体ないです

という、他愛のない話でした。

興味がでましたら、こちらの記事を参考にプログラミング学習に取り組んでみてください。

独学でプログラミングスキルを0から1にした方法【結論:文系/社会人でもできる】
この記事を読めば、独学でプログラミングスキルを0→1(ゼロイチ)にする方法が分かります。結論、文系出身者だろうが社会人だろうが、プログラミングスキルを身に着けることは可能です。

 

ご清聴ありがとうございました。